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千葉アートネットワーク・プロジェクト(WiCAN)


 WiCANは、千葉大学教育学部芸術学研究室と千葉大学の学部横断型授業「文化をつくるA・B」「展示をつくるB」の受講生、千葉市美術館、学校、アーティスト、まちづくりNPOなどがネットワークを形成し取り組んでいる活動です。2003年に発足したこのプロジェクトは、大学の授業であると同時に、千葉市美術館のアウトリーチプログラムでもあります。
 これまで私たちは、千葉市内の各所で活動を展開し、現代を生きる様々な人々に共有可能なアートの価値を探求し続けてきました。必ずしもアートを専門としないメンバーたちが、アートの視点を学び、また市民の方々と協働しながら、アートの社会的意味を社会に問い、発信していくことに取り組んでいます。



           

WiCAN 2013
アート×教育=? 成果展示・報告会


 千葉アートネットワーク・プロジェクト(WiCAN)は、千葉大学、千葉市美術館、その他の団体・個人が協働し、アートの社会的価値について実践的に探求するネットワーク組織です。 2010 年度からは、あらゆる人間が当事者であると言える「教育」をテーマとし、アートの特性と教育の現代的課題との接点について考え、取り組んできました。教育は社会を生きるすべての人々に関わりのあるテーマでありながら、制度的に構築されているがゆえに、本質的な部分について疑いを持って広く議論されることがあまりありません。教科としての図工・美術、美術館の教育活動に関しても同様です。「なぜ美術を学ぶの?」という問いに対して、きれいごとの回答は聞けても、 心の底から納得できる説明を聞けたことはあまりないのではないでしょうか。
 2013 年度は本プロジェクトの原点でもある、アーティストとの「協働」に立ち返り、ともに作品を制作し、それを世に問うというスタイルで、現代における教育の課題についていくつかの視点を提供します。

■今回の「アート × 教育=?」成果展示・報告会について
 昨年5月にスタートした本プロジェクトでは、岡田裕子、山本高之の2人のアーティストそれぞれのチームをつくり、リサーチやミーティングを重ねながら約1年間をかけて作品制作をしてきました。この作品は3月21 日(金)から4月20日(日)にかけて、千葉市美術館一階のプロジェクトルームにて展示します。3月22日(土)の 第1部では、今年度のプロジェクトにおいて各チームが生み出した成果や直面した課題などを報告します。第2 部では、この報告内容を踏まえ、課題として浮かび上がってきたテーマについてアーティストとディスカッションをし、第3部ではそれを受けて、「アートを通した学び」の可能性について議論していきたいと考えます。

■各プロジェクトについて
 岡田裕子チームは、教育をめぐる学生の実体験をもとに「教育」の中にあるさまざまな課題とその状況をリサーチすることからスタートしました。その後、いくつか浮かび上がってきたテーマについて、批判的なまなざしを向け、その構造を抽出し、映像作品として制作することを目指しました。
山本高之チームは陸前高田市「奇跡の一本松」のリサーチを通して、ある社会的事象には多様な見方が存在することや、それを価値づけることの難しさを体験的に学んでいきました。学生たちが資料調査や現地調査を通じて体験した「現実のわからなさ」を、他者に伝達可能なのかどうかを模索し、小学校での授業を考え、実際に行いました。

■協力アーティスト
岡田 裕子 / Okada Hiroko
1970 年東京都生まれ。多摩美術大学絵画科油画卒業。多摩美術 大学研究生修了。ACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル) の助成により国際交流派遣員の経験を経て制作を続けている。代 表作に「俺の産んだ子」「愛憎弁当」「翳りゆく部屋」など。オルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」主宰。

山本 高之 / Yamamoto Takayuki
1974年愛知県生まれ。チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインMA修了。子どもが交わす会話や彼らの遊びに潜む 創造的な感性を通じて、人間を育む社会の制度や慣習などの特殊 性をシニカルに描き出すプロジェクトで知られる。主な参加展覧会に、「笑い展 現代アートに見る『おかしみ』の事情」(森美術館, 東京)、「あいちトリエンナーレ2010」(愛知)、「アジアの亡霊」 (サンフランシスコアジア美術館)、「Your Voice Is Mine」(NUS Museum,シンガポール)など。

>>成果展示・報告会の詳細はこちらから(PDF:1.1MB)
>>WiCANプロジェクトのホームページはこちら



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