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岡崎和郎 Who's Who−見立ての手法

小川信治−あなた以外の世界のすべて


会期 2016年9月7日(水)〜 10月30日(日)



  


「岡崎和郎 Who's Who- 見立ての手法」

 岡崎和郎(1930-)は、身の回りのものをモチーフとした、楽しく軽快なオブジェで知られています。1960年代より、「御物補遺」という言葉を制作指針として掲げ、「西洋では見落とされてきた物の見方を、東洋の見地から補足するようなオブジェ」を制作してきました。電球や人形など身近にあるものの内側を型に取ったり、偶然できた形に別なイメージを投影させるなど、岡崎のオブジェは、通常の視点から外れた時に現れる物の思いがけない姿を示してくれます。

 岡崎和郎の「Who’s Who(人名録)」シリーズは、アーティストをはじめとするさまざまな人物(やその作品)から着想を得て制作された一群のオブジェです。60年代初期から現在にいたるまで作られ続けており、まさにこの作家のライフワークともいうべきシリーズになりました。本展はこのシリーズの紹介を通して、半世紀を超える岡崎の仕事を概観します。 さらに「Who’s Who」にとりあげられた面々 ――ヨーゼフ・ボイス、ブランクーシ、ジョン・ケージ、チャーチル英元首相、コーネル、デュシャン、ジャコメッティ、樋口一葉、アングル、磯崎新、ジャスパー・ジョーンズ、葛飾北斎、河原温、宮本武蔵、マン・レイ、ウィリアム・テル、仙pら―― の作品や資料をならべて展示することで、古今東西の人物たちと岡崎の世界観が巡り会い語り合う場をつくりだします。

point 「岡崎和郎 Who's Who−見立ての手法」出品リストはこちら(PDF:293KB)

 主  催 千葉市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協   賛 ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網



「小川信治- あなた以外の世界のすべて」

 小川信治(1959-)は「世界とは何か」をテーマに、西洋名画や観光名所など人々の見慣れたイメージを極めて精緻に改変し、重層的な世界の可能性を提示する作品を制作してきました。

レオナルド・ダ・ヴィンチやフェルメールといった誰もが知る名画を忠実に模写し、そこから中心となる人物を抜き去った「Without You」シリーズの制作を皮切りに、写真や古い絵葉書を元に人物や建物など同じモチーフを二つ並べて描き込む「Perfect World」、モン・サン・ミッシェルを思わせる形のなかに様々な国や時代の建築様式を組み込み、幾通りもの風景を現した「モアレの風景」など、油彩や鉛筆といった伝統的な技法を用いながら、多様なシリーズが生み出されました。精緻な描写力による多面的な表現は、各シリーズの要素が重層的に絡み合いながら、現在も展開を続けています。

 首都圏の美術館において初の個展となる本展では、近年の新たなシリーズとして注目される「対称性/非対称性」に始まり、「Without You」、「連続体」、「Behind You」といった代表作を、国内未発表の近作・新作を交えてご覧いただきます。あわせて、一つの風景が層状に組み換えられ別の風景へと循環していく《干渉世界》、一つの形に複数の意味をもたせ、形が回転することで異なる意味が現れる《ピルエット》といった映像作品、さらには複数のメディアを組み合わせた新作インスタレーションまで、現在の小川による様々な試みをご紹介いたします。

point 「小川信治−あなた以外の世界のすべて」出品リストはこちら(PDF:242KB)

 主  催 千葉市美術館








岡崎和郎《hear something‥‥》1966年 個人蔵




岡崎和郎《瀧口修造―Arrow Finger(人名録より)》
1968年 個人蔵




岡崎和郎《P.M.ボール》2005年 個人蔵


【展覧会紹介動画】








小川信治《ウルビーノ公夫妻の肖像 バッティスタ・スフォルツァ》2006年 作家蔵




小川信治《ウルビーノ公夫妻の肖像 フェデリコ・ダ・モンテフェルトロ》2007年 作家蔵

 



小川信治《ウプサラ − クラクフ》2013年 STANDING PINE蔵


ご案内
観覧料

[岡崎和郎展+小川信治展セット観覧料]
一般 1000円  大学生700円

[各展観覧料]
一般   700円(500円)
大学生  500円(350円)
小・中学生、高校生無料

※( )内は前売券、団体20名以上、市内在住65歳以上の方の料金
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※前売券はミュージアムショップ(8月28日まで)、ローソンチケット、セブンイレブン[セブンチケット]および、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口(10月30日まで)にて販売
※10月18日(火)は「市民の日」につき観覧無料

開館時間 日〜木曜日 10:00〜18:00
金・土曜日 10:00〜20:00
※入場受付は閉館の30分前まで
休館日

9月26日(月)、10月3日(月)

関 連

■講演会
「Who’s 岡崎和郎ーオブジェ・ダダ・シュルレアリスム」

【講師】巖谷國士(明治学院大学名誉教授)
10月1日(土)14:00より(13:30開場予定)/11階講堂にて/聴講無料
先着150名(当日12:00より11階にて整理券配布) 

■講演会
「岡崎和郎 オブジェの時代」

【講師】加治屋健司(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
10月15日(土)14:00より(13:30開場予定)/11階講堂にて/聴講無料
先着150名(当日12:00より11階にて整理券配布) 

■対談
「小川信治のグランドツアー、その思考と制作」

【講師】小川信治、平芳幸治(京都工芸繊維大学 美術工芸資料館准教授)
【司会進行】畑井恵(当館学芸員)
9月24日(土)14:00より(13:30開場予定)/11階講堂にて/聴講無料
先着150名(当日12:00より11階にて整理券配布) 

■ワークショップ(事前申込制)
「お・か・し な オブジェ」

10月2日(日)/14:00より/11階講堂にて/対象:中学生以上/定員20名
参加費500円
「オブジェ」ってなんだろう。美術の世界で使われる言葉を、身近な素材から考えます。チョコ、キャンディ、クッキーにマシュマロ。お馴染みのお菓子を使って、見たことのないオブジェ作りに挑戦。最後はコーヒーを飲みながら、おかしなオブジェが並ぶ風景を楽しみましょう。
※申込締切 9月21日(木)必着

【申込方法】
注意事項を必ずご確認の上、以下の方法でお申し込みください。

・往復はがきの場合
郵便番号、住所、電話番号、氏名、参加希望のイベント名、参加人数(2名までお申込可)、参加者の年齢を明記の上、下記までお申し込みください。
〒260-8733 千葉市中央区中央3-10-8 千葉市美術館 イベント係

【往復はがき申し込み注意事項】
※お申込みは1つのイベントにつき1通、申込多数の場合は抽選。
※往復はがきでお申し込みの方は、申込締切日の2〜3日後に当落結果や参加方法をお知らせいたしますので、お知らせが届かない場合は、お手数ですがご連絡ください。


・WEB申し込みの場合
ワークショップ申し込みはこちらから
※迷惑メールなどの受信を制限する設定をされている方は、ご応募の前に @ccma-net.jp ドメインのメールを受信できるよう、ご設定ください。

【WEB申し込み注意事項】
※メールフォームからお申し込みの方には、お申込後すぐに受理メールが送られます。抽選結果につきましては、申込締切日の2〜3日後に当選者の方にのみお知らせいたしますので、予めご了承ください。
申込受理メールがすぐに届かない場合、迷惑メールのフォルダに振り分けられている場合がございますので、ご確認ください。その上で届いていない場合は、お手数ですがご連絡ください。
※申込多数の場合は抽選。


■市民美術講座
「岡崎和郎入門」

【講師】水沼啓和(当館主任学芸員)
9月17日(土)14:00より(13:30開場予定)/11階講堂にて/聴講無料/先着150名

 ■市民美術講座
「小川信治が描く世界」

【講師】畑井恵(当館学芸員)
10月22日(土)14:00より(13:30開場予定)/11階講堂にて/聴講無料/先着150名

ギャラリートーク

担当学芸員による ―9月7日(水) 14:00より
ボランティアスタッフによる ― 会期中毎週水曜日(9月7日を除く)14:00より
※水曜日以外の平日の14:00にも開催することがあります。
※会場の混雑状況により中止となる場合がございます。

 

point 展覧会カタログ


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