豪放にして繊細、豊饒と枯淡。
わが国における1945 年以降の芸術を振り返るとき、草月流の創始者である勅使河原蒼風(てしがはら そうふう1900-79)の活動とその足跡は、単にいけばなの世界に止まるものではありません。その姿は、時にみずからの書や彫刻を世界に問う造形作家として、またある時には同世代や若いアーティストたちの活動の支援者として、今日まで記憶されています。
本展は、財団法人草月会より寄託された作品を基に当館の所蔵作品を加え、蒼風、そして霞(1932-80)、宏(1927-2001)の歴代家元が交流したアーティストたち約20 名の作品と、蒼風の平面作品を中心とする展示の二部構成、約70 点により、戦後日本美術の一断面を紹介するものです。
第二次世界大戦後の現代芸術を牽引した国内外のアーティストたちと、豪放にして繊細、豊饒と枯淡を兼ね備えた蒼風の作品群は、今日の日本文化がいかに多様であり、かつ奥深いものであるかをわたしたちに語りかけています。
出品予定作家
勅使河原蒼風、勅使河原宏、イサム・ノグチ、サム・フランシス、堂本尚郎、今井俊満、元永定正、草間彌生、大辻清司など、約20 名
「勅使河原蒼風と戦後美術」出品リストはこちら(PDF 548KB)
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