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椿貞雄をめぐって−千葉ゆかりの美術


会期 2017年6月7日(水)〜 7月30日(日)



 

田中一村 《椿図屏風》(部分) 1931(昭和6)年 千葉市美術館蔵

(c)2017 Hiroshi Niiyama 


 「椿 貞雄 歿後60年記念 師・劉生、そして家族とともに」の開催に伴い、千葉市美術館が所蔵する美術作品のなかから、房総ゆかりの画家たちによる絵画を展示します。

 椿貞雄は1926(大正15/昭和元)年、船橋尋常高等小学校の図画教員となり、翌年鎌倉から後半生を過ごすことになる船橋に転居しました。椿の船橋時代はそのまま昭和と重なります。

 1931(昭和6)年1月、千葉美術会が結成されました。その後同会を母胎として36年には千葉県美術協会が発足し、千葉県の美術家たちが集う場所として様々な活動を行っていましたが41年に解散を余儀なくされました。第二次世界大戦が終了した4年後の49年、美術家たちは再び結集し、千葉県美術会が結成されます。椿はこの会の創設と、年に一度開催される千葉県美術展覧会(県展)の運営に尽力しました。

 今回作品を展示する作家のなかで無縁寺心澄(本名・藤井茂樹 1905-45)は戦前の千葉美術会や千葉美術協会の運営に熱心に取り組んだ、戦前の千葉美術界の名物男でした。国松伽耶(本名・秀二郎 1906-75)は千葉市内で家業である薬局を営みながら戦後は画廊を開設し、椿とも交流があった人物です。彼は無縁寺を尊敬し、自らも油彩画を制作しました。

 1946(昭和26)年に市川市で暮らし始めた東山魁夷(本名・新吉 1908-99)は53年に自宅を新築し、以後も同地に住み続け、椿などと共に運営委員を務め初期から県展を支えました(1970年より顧問)。関主税(1919-2000)は長南町の生まれで東京美術学校では東山の後輩にあたり、はじめは院展に出品していましたが50年から日展に出品し、やはり県展の日本画部門を指導したひとりです。

 このようにお互いに協力しながらひとつの団体を運営する美術家たちとは無縁に、自らの画の世界を描き続けた存在が田中一村(本名・孝 1908-77)です。一村は魁夷と同じ年、1926(大正15/昭和元)年に東京美術学校日本画科に入学しますがわずか2ヶ月ほどで退学し、終生在野の画家として生き続けました。今では一村と言えば終焉の地となった奄美大島がゆかりの土地として有名ですが、彼は38年から58年まで千葉市内に住み、地元の理解者たちの応援のもと、自らの画風を模索し続けました。

 千葉の街で出会い、またすれ違った画家たちの作品をお楽しみ下さい。


point 「椿貞雄をめぐって−千葉ゆかりの美術」出品リストはこちら(PDF:80KB)

 主  催 千葉市美術館




東山魁夷 《深秋》 1947(昭和22)年 千葉市美術館蔵(島直枝氏寄贈)


ご案内
観覧料

一般    200円(160円)
大学生   150円(120円)

※( )内は団体30名様以上
※ 千葉県在住の65歳以上の方、小・中学生、高校生、および障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※ 同時開催「歿後60年 椿貞雄」入場者は無料

開館時間 10:00〜18:00
金、土曜日は20:00まで
※入場受付は閉館の30分前まで
休館日

7月3日(月)

同時開催

「歿後60年 椿貞雄 師・劉生、そして家族とともに」


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