千葉市美術館 収蔵品検索システム

拡大
前の画像   次の画像
美人立姿図

無款
ムカン

美人立姿図

分 類:肉筆
制作年:正保(1644~48)~寛文期(1661~73)頃
技 法:紙本着色 1幅
寸 法:79.0×27.0cm

 縫箔や鹿の子をふんだんに施した精緻で豪奢な衣装を身にまとい、御所風髷に結った女が、袖を口に当て、身をややくねらせるように立っている。左手は懐手、右手も袖の中に入れて口元を覆うのは、寛文美人図の典型的図柄の1つで、懐手美人図と称されることもある。このような寛文美人は多く遊女を描いていると考えられるが、「世の中をわたりくらべて今ぞしる あわのなるとは浪風もなし」と上部に記されるのは、実在した遊女の筆跡であることも想像される。