四季折々の自然に恵まれた千葉県は、古来より豊かな文化を育んできました。当館では、このような風土の中で生まれた美術を2つのジャンルに分けて収集しています。

ひとつは、戦後を代表する版画家の一人として数えられる浜口陽三や千葉市の美術界に忘れ得ぬ足跡を遺した無縁寺心澄・菅谷元三郎など、房総出身もしくは房総に関わりの深い作家たちによる作品です。そしてもうひとつは、房総を訪れた曽宮一念や山口長男たちによって描かれたこの地の風景画です。

ジョルジュ・ビゴー
油彩、カンヴァス 45.0×90.0cm 明治36年(1903)
石井 林響
麻本着色二曲一双 各234.8×220.6cm 大正7年(1918)
椿 貞雄
油彩、カンバス 72.8×60.9cm 1943(昭和18)年12月20日-1948(昭和23)年
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