つくりかけラボ
つくりかけラボ02

志村信裕|影を投げる

2021年1月5日[火] – 4月4日[日]

会期

2021年1月5日[火] – 4月4日[日]

休館日・休室日

第1月曜日(2月1日、3月1日)

観覧料

無料

主催

千葉市美術館

会場

4階子どもアトリエ

つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」いずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間を作り上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトです。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場です。

第二回は、千葉県在住の美術家・志村信裕を迎え、「五感でたのしむ」をテーマに空間をつくりかえます。志村はこれまで、日用品や動物など子どもから大人まで誰にでも親しみやすいものをモチーフに、自らの視点で「過去」を探る映像作品を制作してきました。今回のプロジェクト「影を投げる」では、作品ができあがる過程をともに体験しながら、視覚にとどまらない鑑賞体験を通して、ラボを訪れた人々が空間を能動的に楽しむことのできる実験的な場を創出します。

※会場内には靴を脱いでご入室いただきます。脱ぎ履きしやすい靴でのご来館をおすすめします。
また、裸足の場合は足裏の消毒をお願いしております。

※館内にて新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行っております。
 ・体調のすぐれない方の来館はご遠慮ください。
 ・咳エチケット、マスク着用、手洗い・手指の消毒の徹底にご協力ください。

※予定が変更になる場合があります。最新の状況はホームページをご確認ください。

#投げる
ダイレクト・プロジェクションのワークショップを会期中いつでも開催しています。身近な素材を使ってスライドを手づくりし、その場で投影することで、映像をつくる過程が体験できます。
※感染症対策のため、会場内でのスライド制作体験は時間制限を設けて実施しています。また、ご自宅で作成したスライドを再度お持ちいただける方には「スライド制作キット」をお渡ししていますので、ご希望の方は会場内スタッフまでお声がけください。(2021.3.22)

#見る
会期中、会場で見られる映像作品が定期的に変わっていきます。目で見るだけでなく、体で感じる映像も?どんな作品に出会えるか、どうぞお楽しみに!

#撮る
アーティストの滞在日に、8ミリフィルムでの撮影ワークショップ「影を撮る」を開催します(事前申込制)。会期後半には、ワークショップ参加者が撮影した映像を元に作られた作品が、会場にてご覧いただけます。
詳細と申し込みはこちらから。※ワークショップは終了しました。

#考える
会期中にトークイベントやつくりかけジャーナル2号、3号を発行予定です。イベントは、詳細決定次第お知らせします。

つくりかけジャーナル1号はこちらから。
つくりかけジャーナル2号はこちらから。
つくりかけジャーナル3号はこちらから。

#出会う
会期中、アーティストの志村さんが滞在制作を行います。映像作品ってどんなふうに作られるの?アーティストはどんなことを考えて制作しているの?など、気になることがあれば会場で聞いてみよう!

アーティスト滞在スケジュール:
1/9(土)、10(日)、11(月・祝)、16(土)、17(日)、23(土)、24(日)、30(土)、31(日)
2/6(土)、7(日)、13(土)、14(日)、20(土)、21(日)、27(土)、28(日)
3/6(土)、7(日)、13(土)、14(日)、27(土)、28(日)、4/3(土)、4(日) ※途中休憩等、不在の場合もございます。

アーティストからのメッセージ

「投影する」という原理を、直感的に体験できる場をつくろうと思いました。ワークショップをとおして、参加者には映像の手ざわりを実感してもらえたら嬉しいです。アーティストである自分もふくめて、遊びと実験が融合した有機的な空間が生まれることを期待しています。

プロフィール
志村信裕(しむらのぶひろ)

現代美術家
1982年東京都生まれ。現在は千葉県を拠点に活動。2007年武蔵野美術大学大学院映像コース修了。2016年から2018年まで文化庁新進芸術家海外研修制度により、フランス国立東洋言語文化大学(INALCO)の客員研究員としてパリに滞在。近年の展示に「生命の庭−8人の現代作家が見つけた小宇宙」(東京都庭園美術館、2020年)、「志村信裕 残照」(千葉県立美術館、2019年)。

https://www.nshimu.com

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