土門拳 -日本の彫刻-
2000年9月5日[火] – 10月26日[日]
会期
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2000年9月5日[火] – 10月15日[日] ※この展覧会は終了しました |
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休室日
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月曜日 |
観覧料
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一般800円(640円) 大学生・高校生700円(560円) 中・小学生300円(240円) ※( )内は前売、または団体30名以上の料金 ※上記入場料で同時開催「千葉市美術館所蔵さくひんてん」もあわせてご覧いただけます。 |
主催
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千葉市美術館
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菱川師宣(~1694)は、安房国保田(現千葉県鋸南町・1985年に生誕の地に菱川師宣記念館がオープン)の出身で、江戸において風俗画に新様を樹立し、浮世絵派の祖と仰がれている絵師である。
師宣は在世当時から高い評価を得、人気絵師であったことから、今日、師宣落款の作品や師宣に比定されている作品は、相当数伝来している。しかし、師宣工房の事態や、長年にわたって生産され続けてきた類似作・偽作の類が十分に解明されていないため、その全容を捉えることは、なかなか困難であるのが現状である。
菱川師宣展は、戦後、1976年と1994年の2回行われ、それぞれ大きな成果を収めたが、欧米にある重要作品が展示されず、版画組物が少ないなど、いくつかの課題を残すものであった。
千葉市美術館は、開館記念の「喜多川歌麿展」以来、千葉県に立地する美術館として、浮世絵派の作品の収集とその展示に力を注いできた。そこで、開館五周年を迎えるにあたり、その出発点に位置づけられる菱川師宣の全容を提示し、その魅力を紹介する特別展を開催しようというものである。