ミニマル マキシマル -ミニマルアートとその展開
2001年4月10日[火] – 6月3日[日]
会期
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2001年4月10日[火] – 6月3日[日] ※この展覧会は終了しました |
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休室日
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毎週月曜日(休祝日の場合は翌平日) |
観覧料
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一般1000円(800円) 大学生・高校生700円(560円) 中・小学生300円(240円) ※( )内は前売、団体30名以上の料金 |
主催
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千葉市美術館、ブレーメン・ウェーザーブルク現代美術館
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後援
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東京ドイツ文化センター
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協力
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ルフトハンザドイツ航空、D'ART
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助成
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IFA(ドイツ対外文化交流研究所)、Pro Helvetia(スイス・プロ・ヘルヴェ ティア文化財団)、財団法人花王芸術・科学財団、財団法人東洋信託文化財団
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この展覧会はミニマルアートとその後の現代美術の動向の対照をお楽しみいただくものです。
ミニマルアートとは20世紀後半の最重要な美術の動向です。1960年代にドナルド・ジャッド、カール・アンドレ、ソル・ルウィットなどの作家が幾何学的形態を利用したシンプルな作品を米国で発表し、世界を席巻しました。その動向は欧米の実に多くのアーティストに影響を及ぼし、今なおその影響力は衰えません。以降の世代はミニマルアートに対する批判、展開など様々なスタンスにより、ミニマルアートがモダニズムの頂点であり同時にその終焉の始まりであったことを示しています。
この展覧会は一昨年来欧州数会場で開催され、この度日本向けに再構成されるものです。31作家の38作品の多くは欧州の美術館やコレクターから借用した貴重な作品です。60年代のミニマルアートの作品と、主に90年代に活躍した若手の人気作家たちの作品が対峙的に展示されます。その中には、モナ・ハトゥーム(英国)、カーリン・ザンダー(ドイツ)、F・G-トレス(米国)など昨今の美術界を賑わしている人気作家たちが名を連ねています。
また企画には世界屈指のコレクターミュージアムであるウェーザーブルグ現代美術館(ブレーメン)の協力を得ています。インターナショナル・コンセプトの展覧会ということも特徴です。