平成13年度千葉市美術館所蔵作品展IV            
                    実験工房の作家たち
2001年11月13日[火] – 2002年1月20日[日]
                                  
                    北代省三 《触る日の軌跡》                  
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                        会期                       
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                       2001年11月13日[火] – 2002年1月20日[日] ※この展覧会は終了しました  | 
                  
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                        休室日                       
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                       毎週月曜日(休祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日-1月3日) ※11月23日[金]は祝日のため18:00閉館  | 
                  
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                        観覧料                       
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                       一般200円 大学生・高校生150円 中・小学生100円  | 
                  
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                        主催                       
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                        千葉市美術館                       
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千葉市美術館は1990年以来、(1) 房総ゆかりの作家・作品、(2) 近世・近代の日本の絵画・版画、(3) 現代美術の3つの方針のもと、収集を進めております。
今回紹介するグループ「実験工房」は1950年代前半主に活動していました。ジャンルは造形部門と音楽部門に大きく分けることができます。造形部門には大辻清司(1923生)、北代省三(1921-2001)、駒井哲郎(1920-73)、福島秀子(1927-97)、山口勝弘(1928生)といった美術家たちが、また音楽部門には武満徹(1930-96)や湯浅譲二(1929生)といった作曲家たちが参加しています。当館ではこの造形部門に関わった美術家たちをわが国の戦後美術のパイオニアとして位置付け、折にふれて作品の収集を行っております。
同時期に関西で活躍していた集団に「具体」があります。この集団の個性が大阪の繁華街・道頓堀の猥雑なエネルギーと無縁ではないように、「実験工房」のスタイリッシュなセンスは東京という都市の性格が現れています。
国内外において「実験工房」の関心が高まっている今日、戦後美術を開拓した若い感性の魅力にふれていただければさいわいです。