企画展

インドネシア更紗のすべてー伝統と融合の芸術

2008年6月3日[火] – 7月21日[月・祝]

会期

2008年6月3日[火] – 7月21日[月・祝]

※この展覧会は終了しました

休室日

7月7日[月]

観覧料

一般800円(63円) 大学生・高校生560円(450円) 小・中学生無料

※( )内は団体30名以上・前売料金および千葉市内在住60才以上の方

※前売券は千葉市美術館ミュージアムショップ(5月18日まで)、千葉都市モノレール
「千葉みなと駅」「千葉駅」 「都賀駅」「千城台駅」の窓口(7月21日まで)にて販売

主催
千葉市美術館、朝日新聞社
監修
国士舘大学政経学部教授 戸津正勝
後援
インドネシア大使館、ジョクジャカルタ王宮、マンクネガラ王宮(スラカルタ)、インドネシア・バティック協会、インドネシア日本友好協会、日本インドネシア協会、プカロガン市、プルサダ(インドネシア元日本留学生協会)
助成
国際交流基金、財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団
協賛
国士舘大学

「Batik(バティック)」は、蝋による防染を繰り返して複雑な文様を染め上げていく臈纈染めのことで、日本では「インドネシア更紗(さらさ)」と呼ばれて親しまれてきました。インドネシアでは古くから、言語や社会、生活様式が異なる300以上の民族集団の独特な文化に外来文化が融合し、多様で豊かな文化が形成されてきました。そして、このような諸地域の文化的特色、生活とが密接に結びついて地域ごとに個性的なバティックを生み出してきました。

本展は、バティックの歴史とその魅力を広く紹介するもので、アジア地域研究を専門とされる国士舘大学教授戸津正勝氏の、30年に及ぶ膨大なコレクションから約400点を展示します。国交50周年を迎え、王宮及び現代作家、研究者をはじめとするインドネシア共和国諸機関の協力を得つつ、国内全域を網羅し、古い伝世品から現代の新進作家の作品まで、空前の規模でバティックを語る、まさにバティック決定版といえるでしょう。

Search