企画展

八犬伝の世界

2008年9月13日[土] – 10月26日[日]

会期

2008年9月13日[土] – 10月26日[日]

※この展覧会は終了しました

休室日

10月6日[月]

観覧料

一般1000円(800円) 大学生・高校生700円(560円) 小・中学生無料

※( )内は団体30名以上

※前売券は千葉市美術館ミュージアムショップ(7月21日まで)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」 「都賀駅」「千城台駅」の窓口(10月26日まで)にて販売

※ 10月18日(土)、10月19日(日)は「市民の日」につき無料

主催
千葉市美術館、美術館連絡協議会、読売新聞東京本社
協賛
ライオン、清水建設、大日本印刷
監修
同朋大学教授・服部仁
協力
館山市立博物館 ジュサブロー館

 曲亭馬琴(1767-1848)が、文化11年(1814)から天保13年(1842)までの長期にわたって執筆、刊行した読本『南総里見八犬伝』は、善悪入り乱れて様々なエピソードが繰り広げられる、全98巻106冊に及ぶ我が国最大の長編伝奇小説として知られています。
まもなく歌舞伎の題材として取り上げられ、関連する浮世絵なども多く制作されました。世代を問わず人々を夢中にさせた八犬伝の世界は、まさに江戸時代後期の文化を集約したものと言ってよいでしょう。
その人気は、明治時代以降も連綿と続き、現在に至るまで美術、文学、漫画、映画、演劇などの題材として取り上げられています。
原作を読む機会がなかったとしても、NHK人形劇『新八犬伝』や市川猿之助のスーパー歌舞伎「八犬伝」などで、物語に親しんだ方も多いことでしょう。

 2008年は馬琴没後160年に当たります。本展覧会は、服部仁氏の八犬伝浮世絵コレクションを中心に、馬琴の資料、近代日本画、現代の歌舞伎、少女漫画に至るまでの多彩な作品約250点を通して、現代にも通じる「八犬伝の世界」の魅力を探るものです。

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