11月11日(月)〜14日(木)は設備修繕のため臨時休館いたします。
2024年10月〜2025年1月31日(予定)
受付
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随時受付 |
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参加方法
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千葉市美術館4階つくりかけラボ受付前に専用箱があります。 |
対象
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どなたでも |
ご参加にあたって
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上記からダウンロードしたカード、あるいはボックス横に置いてあるカードを使います。記入例を参考に詳細を記し、個人情報が見えないようにカードをおりましたら、袋にしっかり留めてご提出ください。 |
受付期間
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2024年10月〜2025年1月31日 |
サイズについて
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縦横高20cm程度。重さは1-2kg程度まで。 |
お持ちいただけるもの
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あなたの記憶に残る匂いのもの。好きな匂いでも苦手な匂いでもどちらでもOKです。 |
NGな匂いもの
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強烈な異臭を感じられるもの、生もの、生き物、生ごみ、破損しやすいもの。腐るもの、カビが生えそうなもの、高額すぎるもの(宝石など)、爆発物など |
その他
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※展示中に破損の可能性があります。ご了承ください。 |
「記憶の標本室」では、自らの人生を匂いの記憶から振り返り、自分が“今を生きるルーツ”を匂いの記憶から辿っていきます。
赤ん坊の頃に愛用していたタオルや、幼児期に思わず笑顔になってしまったお菓子やどこへいく時も一緒だったぬいぐるみ、仲良しの友達の家の匂い、旅行で行った異国の匂い、思春期の初恋でキュンとした匂い、頑張った部活動の道具やユニフォーム、恋人の香水の匂いや祖父母の家の畳の匂い、歳を重ねて苦手になった匂いや心地よさを感じるもの、寂しさを味わうけれど忘れえぬ匂い等、私たちの人生は、匂いの記憶の蓄積でできています。また、その全ての経験が大切なアイデンティティを作る要素になっています。
生育環境や地域文化によって培う匂いの経験は異なります。唯一無二の匂いの経験が無意識に自分の思考や感性に宿っているのです。時代変遷と共に喜怒哀楽全ての匂いの経験が人生を彩る記憶の引き出しに日々追加されていきます。
持参いただいた「匂いの記憶のもの」については、「いつ、どこで、誰と、何を、なぜ」を思い出しながらエピソードを記入してください。
もし、言葉で説明、表現することが難しい人は、良い記憶のものには、大切にしていた気持ちについて書いてください。苦手な匂いの記憶のものには、なぜそう思ったかを書いてください。
井上尚子(美術作家)
井上尚子(美術作家)
環境、文化、歴史を匂いの記憶から楽しむ「くんくんウォーク」を教育機関、美術館、図書館、植物館、企業,公園、空港など国内外で開催。2024年「めぐる身体。めぐる丸の内」展@東京芸術大学+YAU、「語るにおい、街のきおく」展@ONO POINT ART SPACE、他、早稲田大学、群馬県立女子大学、東北大学、玉川大学にてゲストレクチャー、「匂いと記憶で歩く青森」@トランヴェール(JR東日本新幹線車内誌)。2023年「Life is Smell 素数の森」@国際芸術センター青森【ACAC】、インクルーシブ・プログラム@横須賀美術館、障害児支援運営委員会で開催。2022年 渋谷公園通りギャラリー、千葉市美術館、横須賀美術館、森美術館等でWSと展示。2017年Museum Villa Stuck in Munich にて「The Library of Smell」(共同制作:白須未香+柴山拓郎)展覧会+WS開催。WWFジャパンと全国の動物園にて「においでめぐる動物園」開発・実施(2019年グッドデザイン賞受賞)。2018年、The Art and Olfaction Awards 2018 finalist in London、六本木アートナイト2018参加。https://kunkunwalk.jimdoweb.com/