千葉市美術館30周年
つくりかけラボ関連イベント
つくりかけラボ19 作品募集

あなたの風景を映像でつづる

2025年9月1日[火]-2026年1月25日[日]
※一次募集期間:9月1日[火]-30日[火]

小森はるか+瀬尾夏美《へびと地層》より「似島風景記録」 2024年 ©︎Komori Haruka + Seo Natsumi
日時

2025年9月1日[火]-2026年1月25日[日]
※一次募集期間:9月1日[火]-30日[火](この期間に応募いただくと、会期初日から作品が上映されます。その後、募集は会期中も続きます。)

対象

どなたでも

応募方法

Googleフォームより応募
※本ページ下部にGoogleフォームへのリンクを記載しています。

応募上の注意

・応募にあたってはGoogleアカウントへのログインが必要となります。
・下記の映像の作り方、映像のフォーマット、確認事項と注意事項をよくお読みのうえご応募ください。

「つくりかけラボ19 小森はるか+瀬尾夏美|へびと地層 風景から生まれる物語」のプロジェクトとして、あなたと関わりの深い場所、大切な場所、気になる場所をうつした映像作品を募集します。応募いただいた作品は、会期中会場で上映します。

◎アーティストからのメッセージ

わたしたちの旅は、14年前に大津波にあった陸前高田からはじまり、その後洪水や地震、戦争の記憶のある場所へと続いてきました。災禍にあった場所を選んだというよりも、人や物語によってつながった場所へ赴くと、どこにも固有の歴史があり、さまざまな災禍から回復した経験があることを知りました。「へびと地層」というタイトルは、たびたび水の表象として現れるへびと、各地に存在する記憶の地層を表しています。わたしたちの旅した土地をつなぐ物語に欠かせないモチーフです。

ここでみなさんに、わがままなお願いがあります。
あなたと関わりの深い場所、大切な場所、気になる場所について教えてください。
あなたにとってはごく当たり前の風景であっても、わたしたちにとっては、そして他の人たちにとっては、きっととても驚きに満ちたものです。その場所にまつわる記憶やエピソードと風景を重ねた映像作品にして、共有していただけたら幸いです。
みなさんと一緒に、たくさんの風景と物語を分かち合う場をつくりたいと思っています。

◎一次募集期間

91日(月)〜930日(火) 
※この期間に応募いただくと、展示初日から作品が上映されます。また、募集は会期中も続き、月1回程度のスパンで上映作品を更新します。

◎映像の作り方について

①ひとつの場所を選ぶ
②その場所について覚えていることや感じたこと、聞いたことなどを一人称(ex.わたし、ぼく)で書く
※文字数は自由ですが、3分以内の映像におさまる文字数で考えてください。
③その場所の風景を撮影する
※過去に撮影した映像を使用しても構いません。
※写真によるスライドショーでも可能です。
④テキストを朗読し、声を録音する
※原則、書いたご本人が朗読してください。誰かに読んでもらっても構いませんが、AIは不可とします。
※③と④の制作順は前後しても問題ありません。
⑤映像に音声を重ねる
※収録した映像と音声を自由に重ね合わせて、一本の動画に編集してください。
※提出するのは完成した映像作品のみです。
※作品タイトルと作者名、場所などの情報は、映像の前後にこちらでテロップを付けさせてもらいます。

撮影方法に関するオリエンテーションを予定しています。撮影についてくわしく知りたい方は、ページ下部にあるフォームよりお申し込みください。

◎映像のフォーマットについて

・長さ:3分以内
・形式:MP4またはMOV
・動画データをGoogleフォームからアップロードして提出

◎確認事項

 【応募いただいた作品について】
・会期中は千葉市美術館が管理し、会期終了後は小森はるか+瀬尾夏美が保管します。
・今後「つくりかけラボ19 小森はるか+瀬尾夏美|へびと地層 風景から生まれる物語」以外の、小森はるか+瀬尾夏美によるプロジェクトや展覧会でも上映する可能性があります。

【応募いただいた際の個人情報について】
・応募時に入力いただいた個人情報は、千葉市美術館と小森はるか+瀬尾夏美のみが閲覧します。
・「つくりかけラボ19 小森はるか+瀬尾夏美|へびと地層 風景から生まれる物語」での上映にあたっては、千葉市美術館より直接ご連絡をする場合があります。
・「つくりかけラボ19 小森はるか+瀬尾夏美|へびと地層 風景から生まれる物語」以外の小森はるか+瀬尾夏美によるプロジェクトや展覧会で上映する場合、小森はるか+瀬尾夏美より直接ご連絡をする可能性があります。
・上記以外の用途では使用いたしません。

◎注意事項

・応募にあたっては、Googleアカウントが必要となります。ファイルをアップロードしてフォームを送信すると、Google アカウントに関連付けられている名前、メールアドレス、および写真が記録されます。
・複数の作品の応募が可能です。ただし、本プロジェクトにおいて、応募いただいた作品のすべてを展示できるわけではありませんのでご了承ください。
・展示内で個人名の掲載を希望しない方は、作家名、匿名での掲載が可能です。記入欄にご入力ください。

◎作品を応募する

こちらよりご応募ください。
※Googleフォームが開きます。

◎オリエンテーション

Zoomを使ったオンライン形式で、撮影方法に関するオリエンテーションを開催します。ご希望の方は、下記の申し込みフォームよりご連絡ください。案内メールをお送りします。必須ではありませんので、参加いただかなくとも応募は可能です。

日時:914日(日)17:00 ※1時間程度
講師:小森はるか+瀬尾夏美

プロフィール
小森はるか+瀬尾夏美(こもり・はるか+せお・なつみ)

小森はるかと瀬尾夏美によるアートユニット。東日本大震災をきっかけに活動開始。2012年より3年間、陸前高田市に暮らしながら制作に取り組む。2015年仙台にて、土地と協働しながら記録をつくる組織・一般社団法人NOOKを設立。現在はNOOKとして江東区にあるStudio04を運営しながら、全国各地に赴いてフィールドリサーチを行い、制作と対話の場づくりをしている。主な展覧会に2021年「3.11とアーティスト:10年目の想像」(水戸芸術館)、2021年「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol. 18」(東京都写真美術館)、2025年「記憶と物―モニュメント・ミュージアム・アーカイブ―」(広島市現代美術館)などがある。

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