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「カラダを通して味わうアート vol.1」を開催しました

2021.5.29 展覧会関連 みんなでつくるスタジオ

2020年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
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2020年10月25日(日)に「カラダを通して味わうアート vol.1」をオンラインで開催しました。

本ワークショップでは、「アート×演劇」をテーマに、作品の時代に入り込み、登場人物になって動いてみることで、どんな気持ち・感覚が湧いてくるか、を体感していきました。印象的な感想として、「登場人物になってみる前となってみた後では、感じ方が違い、作品の見え方が変わった」というものがありました。例えば、一人寂しそうに女性が農作業をしている様子に見えていた絵でも、実際にその登場人物になってみると、農具を持つ手に力がこもり、希望が湧いてきて、新しい年に向かっていこうとする力強さを感じた、といった声が聞かれました。客観的に登場人物の様子を想像して味わうこととは異なり、主観的に「生きているさま」を実感しながら味わうことで、新たな発見が生まれていきました。ご参加のみなさまがのびのびと表現をし、感想共有では口々に「楽しかったー!」「いろんな表現があっておもしろかったー!」と言っていて、主催者としてもとてもうれしかったです。

気づきを共有することで、自分の鑑賞する目に自信が持てた方もいれば、自分と違う感じ方をした方の話を聞いたことで作品のみえ方に変化が起きたことを楽しんでくださった方もいました。このワークショップ を通して、年齢や性別、考え方の違う多様な人々とコミュニケーションを取りながら鑑賞する楽しさを体感し、アート作品との付き合い方の幅を広げていただけたなら幸いです。


参加者からの声

絵画の中の人物になりきってみることで、楽しみながら絵を観ることができた。
・同じ絵、同じ登場人物でも、人それぞれ感じ方が異なることを知った。
・アートと仲良くなれた体験だった。
・数百年の前の作品とも、オンラインで初めて出会う参加者とも、心の交流ができた。
・作品の登場人物になる体験を重ねていたら、絵が勝手にしゃべり出した。

(報告者:高橋直裕 )

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