チルドレンズ・プライド、千葉中央
2023年2月23日(木・祝)
言いたいことがあるのは、大人だけじゃない。
”皆が自分の主張を押し殺してこそ社会が成立する”ことは、もはや暗黙の了解とされているのかもしれません。向けられる視線への不安、変わらない社会への諦念ーー私たちの、そして時に子供たちの思いは、様々な障壁でそれぞれのうちに押し込められています。しかし、自己主張は本来楽しいものであり、すべての人にとってより良い社会を作るために欠かせないものです。
〈チルドレンズ・プライド、千葉中央〉では子どもたちが「こうなったらいいなぁ」という思いを自由に書き、パレードでみんなに伝えます。子どもたちが自分の心の中にある主張を、自身の手で書き、飾り付けたプラカードを持って、千葉の街中を歩くパレードは、子どもたちが「主張する楽しさ」を実感し「自分と違う意見を受け止める」経験となるでしょう。
講師
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山本高之 |
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ファシリテーター
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WiCANプロジェクトメンバーの大学生(千葉大学) |
主催
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千葉大学教育学部芸術学研究室、千葉市美術館 |
開催日時
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2023年2月23日(木・祝)11:00~15:00 |
会場
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千葉市美術館4階 市民アトリエ2 |
対象
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5歳~小学4年生(ワークショップ内で文字を書く活動がございます) |
定員
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15名程度(事前申込制・先着順) |
【申込方法】
*上記URLをクリックし、開いたページからお申し込みください。
【参加申込受付期間】
2023年2月22日(水)まで ※締切を延長しました
【問い合わせ先】
WiCAN(千葉アートネットワーク・プロジェクト)
HP: http://www.wican.org/
Mail: wican2022☆gmail.com (WiCANプロジェクト)
*☆を@へ変更し、メールを送信してください。
【当日のプログラム】
11:00~12:00 プラカードづくり
12:00~13:00 一時解散・お昼休憩 (昼食場所の提供はございません。周辺施設をご利用ください。)
13:00~14:00 パレード練習
14:00~15:00 千葉市美術館周辺でパレード
1974 年愛知県生まれ。小学校教 諭としての経験から「教育」を中心 テーマのひとつとし、子供のワーク ショップをベースに会話や遊びに潜 む創造的な感性を通じて、普段は意 識されることのない制度や慣習など の特殊性や、個人と社会の関係性を 描く。近年は地域コミュニティと協働 して実施するプロジェクトに多く取り 組んでいる。主な展覧会に「Go Betweens:子どもを通して見る世界」(森美術館ほか 2014-2015)、コチ=ムジリス・ビエンナーレ(インド 2016)、Asian Art Award 2017(TERRADA ART COMPLEX 4F 2017)など。近著に『芸術と労働』(共著、白川昌生+杉田敦編、水声社 2018)。
千葉アートネットワークプロジェクト(WiCAN)は千葉大学教育学部准教授神野真吾を代表とし、千葉大学教育学部芸術学研究室、千葉大学の授業である「文化をつくる」「アート・コミュニケーション」の受講生や千葉市美術館などが関わる組織。2003年に発足。社会においてアートの意味を発信する活動を行っている。
HP:http://www.wican.org/