子どもの社会参加とミュージアム
2023年3月5日(日)
アートの世界では、社会に関与するアート(Socially engage art)が注目をされるようになり、社会に関心を持ち制作をするアーティストも増えています。教育においても「社会に開かれた教育」が重要視され、教育課程も変化を求められています。
社会教育施設であるミュージアム(美術館・博物館)もまた、展示を通して教養を高めるという旧来の機能だけでなく、多様なものに触れ、個人が社会の中で主体的に生きるための批判的思考やオルタナティブな思考能力を育むことにつながる体験を提供する場として期待されるようになり、その活動は多様化していると言えます。
本シンポジウムでは、そうした変化の中、子どもと社会との関係に、どのようにミュージアムは関わっているのか、関わっていくのか、事例報告をふまえ、議論していきます。
出演
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山本高之(アーティスト)、酒井千波(ヴィクトリア&アルバート子どもミュージアム)、神野真吾(千葉大学)、縣拓充(千葉大学)、山根佳奈(千葉市美術館) |
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主催
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千葉アートネットワーク・プロジェクト |
開催日時
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2023年3月5日(日)13:00~16:00 ※12:45開場 |
会場
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千葉市美術館11階 講堂 |
対象
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どなたでも |
定員
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60名程度(当日先着順) |
【参加方法】
当日会場に直接お越しください。
【問い合わせ先】
WiCAN(千葉アートネットワーク・プロジェクト)
HP: http://www.wican.org/
Mail: wican2022☆gmail.com (WiCANプロジェクト)
*☆を@へ変更し、メールを送信してください。
【当日のプログラム】
基調報告:神野真吾(千葉大学)
報告①:山根佳奈(千葉市美術館)
報告②:酒井千波(ヴィクトリア&アルバート子どもミュージアム)
報告③:縣拓充(千葉大学)
トーク・セッション:山本高之(アーティスト)、山根佳奈、酒井千波、縣拓充、神野真吾
WiCANプロジェクトについて
千葉アートネットワークプロジェクト(WiCAN)は千葉大学教育学部准教授神野真吾を代表とし、千葉大学教育学部芸術学研究室、千葉大学の授業である「文化をつくる」「アート・コミュニケーション」の受講生や千葉市美術館などが関わる組織。2003年に発足。社会においてアートの意味を発信する活動を行っている。
HP:http://www.wican.org/