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「画用紙は、わたしだけの遊び場」を開催しました

2022.10.31 みんなでつくるスタジオ

2022年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
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2022年10月22日(土)に「画用紙は、わたしだけの遊び場」を開催しました。

「久しぶりに、めっちゃ楽しかった!」
「自分が否定していた感情を思いきって、色で表してみた。その絵を他の参加者さんと眺めていたら、嫌悪するほどでもないことに気づき、驚いた」
どちらも、今回の参加者さんの感想です。

『画用紙は、私だけの遊び場』
それはちょっとやんちゃなタイトルですが、参加者さんの個人スペースは広く、落ち着いています。ひとりでいることを守られたなか、和紙の表面、かすかなざらつきを追う、指先の感触や 紙面に色水がじわっ~と広がり、豊かな陰影を浮かべたりするのをゆっくり味わいながら、すすみます。

「体」と「表現」に耳をすますこと。
それを繰り返しながら、心に浮かぶものをすくい上げるように各々の表現を深めてゆきます。

そして、それぞれの距離感を保ちながらとなりの人の表現にも触れ、 最後、ようやく語り合います。 表現のあと、その分かち合いの濃厚さこそ、私はクライマックスだと感じています。 話したいことがどなたも止まりません。 私は「もう終わりなんですよ~」と、叫ぶあの瞬間が大好きです。

ご来場のみなさま、そして人の心の機微を宝物のように思う、一緒に遊び場を作りあげたチームのみなさま、誠にありがとうございました。


参加者からの声

・きめつけがないし、やりたいことができた(8才)
・アートセラピーみたいな感じで実際にやるともっといやされそう(見学したお母さん)
・色んな人がかいた絵とかをみてみたい(11才)
・終わった後で3人でできたものを前にして話す時間が気付きが多く気持ちがワクワクした。一人一人ってこんなに違うものなんだと感じて、一人一人を自分も含めて大切にしたいと思った。(60代)

(報告者:高橋恵子 )

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