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「絵師の世界に触れる〜彩色・画材、自由に愉しむ「ワタシ流」〜」を開催しました

2021.5.26 展覧会関連 みんなでつくるスタジオ

2020年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
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2020年9月25日(日)に「絵師の世界に触れる〜彩色・画材、自由に愉しむ「ワタシ流」〜」を開催しました。

オンラインワークショップ用に、千葉市美術館所蔵作品の伊藤若冲『鸚鵡 図』を塗り絵デザイン化させていただきました。
元絵は、美術館リニューア ル・オープン記念・企画展『かえってきた
!どうぶつ大行進』と常設展を飾る人気の作品です。
美エイジング®協会のワークショップでは常に、レクチャー(座学)と創作時 間による2部構成で、
参加者は作品が描かれた状況やモチーフの鸚鵡について 学び、家庭の画材を使用して自由な色彩表現を愉しみました。

完成後に鸚鵡図がズラリ並ぶ様子は圧巻! 色彩表現を通して互いの個性を知り、
鸚鵡の羽の繊細さと止まり木の装飾や配色には水彩・色鉛筆・パステル を使い分けするという工夫も見られました。
塗り絵と向かいあう集中と穏やかな時間を共有し、若冲作品の素晴らしさを 改めて感じました。
オンラインワークショップは美術館と人々を結び、コロナ 禍においてもアート表現の自由と楽しさに制約はありません。

参加者からの声
後日、美術館へ伊藤若冲のオウムを見てきました!「大きくてびっくりした」と娘が言っていました。このワークショップをきっかけに本物も鑑賞できた事はとても良い体験になりました。
若冲塗り絵が以前より好きで参加し、集中できました 。
鸚鵡は孤独に見えながら、言葉はなくても芯の強さを感じました。 
・先生のお話しを聞きながら描き、ゆったりとした気分を味わえました 。
・自由に明るい色・華やかな色を使うことで自分の気持ちもそうなれました 。

(報告者:美エイジング®協会 )

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