ブログ
「アートをあそぶてつがく対話〜感動ってなんだろう?〜」を開催しました

2024.3.2 みんなでつくるスタジオ

2023年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
***************************

2024年2月11日、千葉市美術館で2回目のワークショップ「アートをあそぶてつがく対話〜感動ってなんだろう?〜」を開催。小学生から70代まで、13名の方が参加してくださいました。


簡単なゲームでアイスブレイク。一気に和やかな雰囲気に。

皆さんには、これまでに感動したもの、その感動を表すオノマトペを1つ考えてきて頂きました。

そして「自分はなぜこれに感動したのか?」から対話がスタート。「感動って単純に泣けるってこと?」「感動には怒りや恐怖も関係しているの?」など、新たな問いが雲のように湧いてきます。終盤には、「感動って意外と疲れるかも」「時を経ると、必ずしも以前と同じほどは感動できないこともある」といった気づきも。


2グループに分かれて対話スタート。パーティションに掲示したみんなの「感動」をもとに対話を始めます。


対話の内容は、TOITOYスタッフが付箋に綴っていきます。


前半の対話で出た意見(一部)

対話の後は、オリジナルの「TOITOY NOTE」を携えて、常設展の鑑賞へ。


常設展を鑑賞


TOITOYスタッフも声をかけながら一緒に鑑賞を楽しみます。

普段とは違った楽しみ方ができたと話してくれた方もいて、「感動」について存分に対話したことが、作品鑑賞にも影響することが窺い知れました。


鑑賞後、しばし休憩。違うグループの付箋を見ながら、ここでも対話。


鑑賞後の感想共有の時間。「TOITOY NOTEにこんなこと描いてみました!」とキラキラした表情で見せてくれました。


お互いの感想を聞きながら、改めて「感動」に向き合う時間になりました

今回も、参加者のみなさんがそれぞれに新しい気づきを得てくださっていたら幸いです。


おつかれさまでした!

参加者からの声
考えたことがなかったテーマをこんなに 長い時間考えた経験が貴重でした。
・感動のツボというより、感動の捉え方が 人それぞれで、おもしろかった。
・感動はいいことばかりと思っていたが、面倒くさい場合もあることがわかった。
・感動すると泣く理由がちょっとわかった 気がします。
・お部屋の雰囲気が良かったです。普段こういったことをじっくり話す機会もないので新鮮でした。
・普段考えていることを、たくさん話せたからとても楽しかった。(子ども)
(報告者:TOITOY )

Search