2025年度に開催した、ワークショップパートナーによる企画を報告いたします。
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2025年11月8日の夕方、13名の方をお迎えして対話ワークショップを開催しました。
テーマは「どうして不安になるの？」。前半の対話では、不安にはいろんな種類があり、
それはベクトルの違いによるのではないか、という意見も。
自分から未知へ挑む場合は不安だけどスリルもあってワクワクする、でも予期しない何かが向かってくる場合は、不安というより恐怖に近い、というのは共通の感覚のようでした。
前半の対話。テーマとは反対に、和やかな雰囲気。
事前に皆さんに考えてもらった「どんなことに不安を感じるか？」を、パーティションに掲示
その後の常設展鑑賞では不安に思う作品を１点探し、自分の不安を可視化するミニワーク
を試みました。
画用紙を使い、どんな不安だったのかを色、形、言葉で表現し、それを不安を感じた体の部位に貼りつけます。
常設展鑑賞。不安を感じる作品、見つかったかな？
配布した「TOITOY NOTEに、感じたことを自由にメモ。
ミニワークの時間。アート作品から感じ取った不安を可視化していきます。
頭の後ろ側で「ゾワッ」。どんな作品なのか気になりますね。
後半の対話。作品の写真を見せながら、自分の「不安」をシェアします。
それぞれの不安は違っても、誰もが感じたことのある身近な感情だからこそ、対話に花が咲きます。
皆さんの意見は、付箋に書き起こして記録します
同じ展示を鑑賞したはずなのに、誰ひとりとして同じかたちはありません。自分の不安と他者の不安は違う、これって生活の中でも同じことが言えるんじゃないか、という発見も。このワークショップがアート鑑賞と日常を繋げるきっかけになったことに、胸が熱くなりました。
おつかれさまでした！豊かな時間をありがとうございました。
参加者からの声
・普段関わることのできない様々な方と深い話ができる、とても素敵な空間でした。
・自分にはない捉え方の意見にハッとしたり、これまで言語化できていなかったことを他の方がうまく言い表していることに刺激を受けました。
・初めての参加でしたが、初対面の方々と打ち解けて話せる場づくりをしていただきありがとうございます。
・美術作品をテーマに沿って改めて観てみると、違う見方ができるという発見がありました。
・テーマが簡潔で考えやすかった。